2020年12月27日日曜日

負けに乗じる 長谷川如是閑 1945年12月号 「文藝春秋」にみる昭和史 第一巻 1988 メモ

負けに乗じる 長谷川如是閑 1945年12月号 「文藝春秋」にみる昭和史 第一巻 1988

 

 

メモ

 

 戦後、政府、自治体、官僚、業界、教育界では、大まかな方針が占領軍から出されているのに、なかなか重い腰を上げず、占領軍からの司令を一々待っていて、自発的に取り組もうとしなかったようだ。彼らは、負け惜しみが強かったと長谷川如是閑は言っている。716

 一方、ジャーナリズムは、それまで「危険思想家」と看做されていた人達、社会主義者、共産主義者、自由主義者、民主主義者などを、戦後すぐに担ぎあげたようだ。714

 

以上 20201227()

 

 「文藝春秋」にみる昭和史 第一巻 1988 も本稿が最後だ。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

大橋昭夫『副島種臣』新人物往来社1990

  大橋昭夫『副島種臣』新人物往来社 1990       第一章 枝吉家の人々と副島種臣 第二章 倒幕活動と副島種臣 第三章 到遠館の副島種臣     19 世紀の中ごろ、佐賀藩の弘道館 026 では「国学」の研究が行われていたという。その中...