2023年1月6日金曜日

山崎裕侍、長沢祐(たすく) ころから『ヤジと民主主義』 捏造警察・警官と事実を語るビデオ・原告・裁判長との対照表

 

捏造警察・警官と事実を語るビデオ・原告・裁判長との対照表

 

 

警察・警官の主張

ビデオ、原告の主張、裁判長の判決

大杉さんの場合

 

警官B「大声は止めてください、叫ばないで」と警告した。104

118 警官・角田武士「ヤジを飛ばすこと自体は自由だと確認していた。」「警察官が特定の意見を表明しただけの人を規制することはあり得ません。」

警察は表向きは公選法違反ではないとしながら、実際は公選法違反として対応している。

警官は大杉さんに「演説しているとき、それを邪魔しちゃダメだよ。」「演説しているから。選挙の自由を妨害するようなことになっちゃう」「ここで言うのはおかしくない?」032

大杉さんの周囲の人から大杉さんに対して「おまえが帰れ」「うるさい」と怒号が上がり、周囲が騒然となった。103

ビデオではそのような怒号は聞こえなかった。実際、大杉さんが声を上げてから警官が大杉さんの腕や肩をつかむまでの時間はわずか10秒しかなかった。143

大杉さん「周りの聴衆とトラブルになる可能性のある状況ではなかった。」127

129 「おまえが帰れ」と聴衆が言っていたという証言が警官からあったが、桐島さと子さんは「その声を聞いていない」と証言した。

大杉さんの左側の人が「黙れ」と言わんばかりに腕を伸ばし、拳で大杉さんの左腕を押し、大杉さんがよろけた。警官Aは押した男に「危ないですよ、やめてください」と警告し、大杉さんと聴衆との間に割って入ろうとしたが、その時大杉さんの左側の聴衆が大杉さんの左腕を押した。103, 104

144 この短時間の間に大杉さんと聴衆との間で騒然となり小競り合いが生じたようにはうかがえない。

大杉さんが「待て」という大きな声を出して(安倍晋三に向かって)走ってきたので、警官Eは「止まれ」と警告した。104

127 横断歩道を渡り切る前に安倍の街宣車に向かって走り出したのは、近いところで声を届けるためだった。(大杉さん)

 この件に関して裁判長は警職法第5条を適用し、「警官が、大杉さんが体当たりやその他の暴行をしたり、安倍や関係者に物を投げたりするおそれを抱いたとしても、不自然ではない」とした。

105 警官は大杉さんの右手を抑えた。大杉さんの腰や背中に手を当てて安倍から遠ざけるように南方向に移動を促した。大杉さんを押して移動させた。

144 被害者であるはずの大杉さんの肩や腕をつかみ、強制的に移動させた。

105 大杉さんは安倍に向かって物を投げるとか、ポケットや肩掛けバッグから凶器などを取り出す危険性があるなど危険な人物である。

 

107 大杉さんが聴衆に暴行・傷害を及ぼす恐れがあった。大杉さんの犯罪を制止するために必要最小限の「有形力」を用いて移動させた警官の措置は適法である。

127 大杉さん「『危ないから』『あんなにダッシュ見せられたら、危ないことをしないと言っても信じられない』みたいなことを言われただけだった。四条、五条の話は全く出ていなかった。」

114 大杉さんが物を投げたり発射する、液体やつばをかける、光線を照射する、大音響を鳴らす、爆発物を爆破させるなどの行為をする危険性が高いと警官が認めた。

 

桃井さんの場合

 

108 前方には自民党支持者が密集していたが、桃井さんはその聴衆に向かって「前進」した。

 樋口警官「桃井さんが聴衆のいる前方に向かった。」

 周囲の聴衆が桃井さんに注目し、桃井さんを見ながら離れていく女性がいた。

女性警官は桃井さんの腰に手を当てて「どうしたの」「落ち着いて」と声をかけた。109

109 警官は桃井さんの肩や腰付近に手を添えて、聴衆エリア後方の北方向に移動を促した。

警官は転倒事故や桃井さんと自民党支持者との間で揉め事が発生する危険を感じた。

桃井さんは警官に押し下げられたから元の位置に戻ろうとした。128

 

 

警官は桃井さんの肩や腕をつかんだ

「どうしたの」「落ち着いて」などと言っていない。133, 145

025 その後さらに大勢の警官が集まり、桃井さんを取り囲み、桃井さんの両脇を抱えながら引きずるように連れて行く。その時桃井さんは腕を組まれ、前に立ちふさがれた。

警官「さっき約束してって言ったじゃん?声上げないでくれよ~って」

146 警官「だっていきなり声上げたじゃーん」「急に大声上げたじゃん」「聞きたいこと聞けなくなっちゃうっしょ、ね」

133 桃井さんが札幌駅南口広場の南側に行かないように両腕に手を回して引き留めた。

4人の警官が駆け付け、揉め事から発展して暴行や傷害などの犯罪行為の発生を予防すべく桃井さんの前方に立って桃井さんと聴衆との衝突を防止した。109

 

109 周囲の聴衆の中には、怪訝そうな顔で桃井さんを見る人、にらみつける人、手で耳をふさぐ人、「うるせえ」「やめろ」という声を上げる人などがいて、桃井さんに嫌悪感を懐いていた。

129 中雅子さん「桃井さんが声を上げた時に周りの聴衆とトラブルになるようには見えなかった、桃井さんに文句を言うような人は見えなかった。」

135 動画でも騒然とした状態ではなかった。

109, 124 警官は桃井さんに「警職法が根拠だ」と言った。

そのようなことは言っていない。

110 警官もいったん建物(TSUTAYA)の中に入ったが、桃井さんから「店の中までついて来るのか」と確認されたため、外で待機した。

 

110 しかし南方向には安倍が演説をする札幌三越があり、再び桃井さんが「危険な行動」をとる可能性があり、警官は桃井さんを説得した。

警官は桃井さんが札幌三越の演説場所で再び危険な行動に出て、聴衆と揉め事を起こす可能性が高いと認め、桃井さんを停止させて職務質問を行う必要があった。

124 樋口智子・警部補「桃井さんが他の演説会場でも聴衆の中で大声で叫んだりして、転倒事故や暴行事件が発生するような危険な行動に出ないように、さらには安倍に直接言いたいという発言があったので、安倍に危害を加えるような危険な行動に及ばないように説得する必要があった。」

030 桃井さんは店を出て南に進むが、二人の警官はついて来る。そして時に腕を組み、時に前に立ちふさがりながら、ついて来る。このつきまとい行為は桃井さんがタクシーをひろうまで1時間に及んだ。

 

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