#ひとごとじゃないよ!人質司法 HRW×IPJ 第二回人質司法サバイバー国会集会 2025年3月4日(火) 感想
どなたかお名前を忘れましたが(安岡崇志日経新聞元論説委員かもしれない)、日本の拷問の歴史は、江戸時代から過去200年?(江戸幕府開闢が1603年とすれば400年?)の伝統とのこと。そして明治の元老院の資料には、「欧米では拷問をしないということだが、それに倣って拷問をやめたら治安が悪化する」と吐露した政権の某要人がいたらしい。元老院のその資料をご存じでしたら教えてください、私も当たってみたい。
また会場から拷問60年説もありましたが、日本共産党に対する拷問のことを考えれば、少なくとも1928年の3・15弾圧のころから拷問をやっていた、つまり拷問の歴史は少なくとも100年は確実。
要はそういう長い拷問の歴史を考えれば、その廃絶はなかなかよいじゃないということ。
本日の集会に240人が参加したとのこと。袴田冤罪事件のインパクトは大きいですね。袴田ひで子さんと小川秀世弁護士も本集会に駆けつけてくれました。
IPJの理事長石塚章夫さんは元裁判官とのこと、自責の念にかられて本会を運営し罪滅ぼをされているとのこと。
本集会では裁判官に対する風当たりは確かに強かったですね。警察や検察の取調方法の問題点はさることながら、彼らの仕事は犯人をつくることですから、その中で冤罪犯人をつくらせないようにするのが裁判官の仕事なのに、現実は犯人確定率が98%と、無罪はほとんど0%のようですから。保釈をしないのも裁判官の責任ですね。今日も話題になりました。
石川一雄さんも招待して欲しかったですね。
メモ
小川秀世弁護士
・袴田さんの取調べ期間23日間(アメリカでは24時間しか許されていない)中に、弁護士の接見が許されたのは計37分だけ。
・録音テープで検証できない場合、警察は必ずウソをつく。
・警察は袴田さんに対して、12時間から16時間の取り調べをした後に、酔っ払いを隣の房に入れさせて寝させない、という巧妙な意地悪をした。
柴山昌彦議員
・保釈を許さず勾留を長期化させる責任は、めくら判を押す裁判所にある。
・証人・参考人は警察の取調べで意にない事実に反した証拠(証言)を取られる。
鈴木宗男とその長女貴子1986— Wiki によれば、貴子は、自民党の衆院議員。2016年、共産党と共同歩調をとる民主党を批判し、離党・除籍処分。その後自民に鞍替え。元陸自隊員のカメラマンと結婚。
トーク1
村山浩昭 裁判官から弁護士に。袴田さんの再審開始決定、牢屋から解放した。現在角川歴彦さんの弁護を担当。
間(はざま)光洋弁護士 袴田事件弁護団
村木厚子 冤罪解消に献身するつもりである。
西愛礼 プレサンス弁護団、角川人質司法違憲訴訟担当
大川原正明
角川歴彦
任意取り調べだと言われていたのに、いきなり逮捕された。拘置20日間。理由もなく起訴された。その時「今日からあなたを囚人として扱う」と言われた。取調べが益々巧妙になっているのでは。これは「合法的リンチ」と言える。
うちこしさくら 打越さく良 立民参院議員
トーク2
山岸の会社は事件が原因で銀行が金を貸してくれず、倒産したと聞こえたが、ネットではプレサンス・コーポレーションのサイトが出て来る。復活したのか。
GPS在宅拘禁を取り入れるべき。
間下直晃 経済同友会規制改革委員会委員長
松木和道 元法制審委員
安岡崇志日経新聞元論説委員 日本は制度として拷問を認めた。拷問は江戸時代から200年間続く。 元老院が拷問を許容した日本検察の歴史の上に、検察庁長官の発言「可視化すると治安が悪化する」という発言がある。
小坂井久弁護士 日弁連取調べ可視化本部本部長代行
江口大和 日本の黙秘権を問う国賠訴訟
島田順司(大川原化工機事件関係者)
相嶋静夫の長男 「メモ」?の存在が明らかになっていたら事件にはならなかった。事件となった不利益を当局は受忍せよという。
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